タブーな行動、しちゃってない?

褒めたつもりなのに、なんだか不穏な顔をされてしまった。

良かれと思ってした行動が、相手を傷つけてしまったみたい。

そんな経験ありませんか?

国際交流の場は、お互いに仲良くなりたくて参加するもの。

この記事では、これを知ってれば良かった!という

「外国人に話すときに気をつけるべき、タブーな言葉」3選をお伝えします。

目次

そもそも、なぜこんな誤解が起こるのか

そもそも、なぜこちら側の意図が伝わらないのでしょうか?

素敵だから、自分が憧れているから、褒めただけなのに…。

普通のことを聞いただけなのに…。

そう思う方もいるかもしれません。

ただ、こう考えてはいかがでしょう?

沖縄では、飲み会などの待ち合わせ時間に遅れるのが普通だといいます。

大阪の一部地域では、人の収入を聞いたり、お金の話をすることは普通だといいます。

こういった環境で生まれ育ち、他のエリアに出て行ったときにも、同じような誤解が生じるのではないでしょうか。

つまり、育ってきた環境(背景・文化)が違うからなのです。

上の例えでは、日本国内の地域をあげましたが、これが海外となればなおさらです。

思考回路や価値観が違うのに、「相手の普通」=「自分の普通」だと思い込み、話を進めるのですから、

そりゃあ、ややこしくなりますよね。

知っていれば、相手を嫌な気分にさせる言葉を選択せずに済みます。

もし仮に聞きたくなっても、事前に断りを入れるなど相手に配慮した伝え方ができるはずです。

「外国人に話すときに気をつけるべき、タブーな行動」3選

容姿を褒める

思う気持ちは分かる…!でもNGです!

たとえば、「鼻が高い」「目が大きい」「ほりが深い」「身体が細い」「脚が長い」など。

容姿に関しては、何かしらコンプレックスを抱いている場合がほとんど。

そのネガティブに思っているポイントをあげるというのは、相手にコンプレックスを思い出させるようなもの。

私自身、目に関して「アジアンっぽい目(つり目寄り)だけど大きめなんだね」と言われたときは、若干のショックを感じたものでした…。
(相手は、あくまでも誉め言葉として言ってくれたのですが)

仲良くなったとしても、久しぶりに会った相手に「ちょっと太った?」「あら!痩せたね~!」は基本的にNGだと思っておいた方が良いです。

よっぽど、相手自身から”太った/痩せたことをいじってくれ!”という言葉やサインが無い限り、それを口にして良いことはありません。

ただ容姿に関して褒めたいとき、言い方を変えれば、相手を素敵だと思っていることを伝えることはできます。

例えば、洋服の話をしているときに

その服装、とても似合っているね(This looks great on you)」、

あなたのスタイル、素敵 (I like your taste/style)」など。

その人の容姿そのものではなく、選択や価値観について褒めるような言葉を選びましょう!

恋愛に関することを聞く

「彼氏/彼女はいますか?Do you have a boyfriend/girlfriend?」

「独身ですか?Are you single?」

日本でも、この質問をする人は少なくなっているかもしれませんが、これらもNG。

パートナーシップや結婚といった付き合い方の価値観、LGBTQという性的志向など多種多様な生き方が当たり前の世界。

人によっては、どうしても人に知られたくないことが隠れているのもこのトピックだったりします。

相手から「私は○○です」「私は○○のステータスにいます」と最初に言ってくれる人もたまーにいますが、このパターンは稀です。

この話をするのは、仲良くなるまで、話しても大丈夫と確信できるタイミングが来るまで待ってみて

鼻をすする

風邪を引いたときや、寒くなってきたときにやりがちな、これ。

タブーというよりかは、マナーが悪いな、、という感覚ですが、

外国人には、「下品だな」と思われているかもしれません。

“どうして汚いものを、また体内に戻そうとするの?”という考えからくるようです。(アメリカ出身の友人に聞きました)

鼻が出てきたな、と思ったら、鼻をかむことを意識して!

もし鼻をかむ音が恥ずかしいのであれば、ティッシュやハンカチなどで、鼻をぬぐいましょう。

分からなければ、聞く!

外国人との間でタブーと言われるものは調べれば他にも色々出てきますが、この記事では私が実際に経験する中「気を付けた方が良いな」と思った3つに絞ってお伝えしています。

ただ、何が失礼に値するのか、何を聞いたら良いのか分からなくなって言葉が何も出てこないのでは、本末転倒です。

分からなければ、聞く!でOKです。

「分からないから、聞きたいんだけど、… (I don’t know, so I need to ask you, …)」

「もし失礼だったら教えてほしいんだけど、… (…, if you don’t mind me asking?)」

これで一発解決です。

相手を気遣う一言、気持ちがあるかどうかが大切です。

友だちづくりのきっかけの一助となれば嬉しいです。

Have fun with your new friends!

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この記事を書いた人

旅人を通じてアメリカ人の彼と出会い、
結婚予定のライター&グローカルアシスタント
(主な発信内容)
・異文化交流
・国際結婚/ビザ関連(アメリカ)
・海外生活
・フリーランス

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